【昭和の父の哀歌】息子よ 藤岡藤巻(2006年)

この曲は、私の父が良くカラオケで歌ってくれていた曲・・。当時、私はまだ小学生あたりで、この曲を熱唱してる父を見て「この人頭大丈夫やろか?」と思っていた。しかし、私も年を重ね、青年期を経て、社会に出て、人の親となったときにこの曲を振り返ると・・なぜか、こう、グッとくるものがある。

昭和を生き抜いた大人たちの哀歌として胸に響き渡る。この激動の時代を「家族」を背負って駆け抜けた父親たちは本当に尊敬します。(いろんな意味で)身を削り、場末の居酒屋で毒を吐き、ボロボロになり帰宅して・・でも次の日にはまた戦地に赴く。(酒嫌いが最近多いのは、親の子の姿を見たからじゃないかと思う事もポツポツ・・おっと。)

時代は駆け巡り、昭和から平成、そして令和へとバトンは受け継がれてきたわけだが、今は企業人もライフワークバランスという名のもとに昭和からの働き方の大変化、また個々人を取り巻く家族の形態の変化、ジェンダーフリー、勤め人を選ばず企業の道を歩む自己実現の道など多様性をはらんだ社会像に呈している。

昭和の時代は選択肢が少なかった。そして男が外で稼がなければならないという幻想が強かった。その幻想の下、男たちはただがむしゃらに高度成長期を走り切った(いろいろな光と影を産み出しながら・・)。そしてその時に得られた「社会の教訓」を凝縮して伝えてくれている、この藤岡藤巻氏の「息子よ」。

この曲はまさしく昭和人類史に残すべき「人生哀歌」ではないだろうか?

【楽曲リンク】「息子よ」藤岡藤巻

「団塊世代」と呼ばれた先駆者たちが残した名言(迷言?)は今の令和に直接活かされることはないかもしれないが、酒を飲まなきゃやっていられない時代を生き抜かねばならなかったこの時期の父親に比べ、多様性が認められてきた今の時代が如何に素晴らしいか?そして、令和から先の子供たちに、今後はどのような「名言」を伝えて行ってあげられるのか?それを令和の父親も念頭に置いておくと・・何か色々浮かんでくるのではないでしょうか(笑)

最後に・・この時代を支えた方々は「最低なんかじゃない」むしろ「最高だ!!」!オヤジ!有難う!!

ぜひいつか、平成や令和版での「息子よ」を聴いてみたい・・むしろ聴かしてください・・。

この曲の反響は以下の通り

・カラオケで何回歌ったことか…

・先駆者たちよ!ありがとう!

・なんだかんだ言っても、この高度経済成長を走り切った人は最低なんかじゃない、「最高」だ

・人間の偉大さは恐怖に耐える誇り高き姿にある

・紅白で聞きたかった

・違う意味で泣いた

・父と息子の絆を、これほど歌い上げた歌は空前絶後 だと思います。万葉集から現代詩にいたるまで。

・カラオケのPV調が逆に染みてくる。

・落涙しながら拝聴いたしました

https://www.youtube.com/watch?v=Jnp7Etf4PK4&ab_channel=%E8%97%A4%E5%B7%BBTV%E8%97%A4%E5%B2%A1 
https://www.youtube.com/watch?v=_XRJ8CYm3_8&ab_channel=suusii       

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