この曲を聴くと心が浄化されると共に、新しい明日・世界に思いを馳せる気持ちになれる。春の別れと新たな始まりをイメージできる曲。僕ら「大人」も「子供」も遠い空の夢を追い続ける旅人。短い曲だが十分すぎるほどのメッセージが込められている。旅立つ親も子も目をつむって聴きたい
【公式】僕らはいつも (寺尾沙穂)(2023)
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この曲を聴いたのは、野球のWBC(world baseball classic)を見ている時のCMで耳にしたのが最初でした。KDDIのCMに使われているこの曲ですが、最初のイントロを聴いた瞬間に、まず「おや?」っと思い、サビを聴いた瞬間に「確信」に変わりました。
この曲は名曲だと。
ノスタルジックでかつ透き通るようなメロディラインと歌声。特に印象深かったのが、ピアノとトランペットの協調。
つい目を閉じて聴き入ってしまいました。(CMが逆に目に入らなかった)
この曲は寺岡紗穂さんが歌ってます。
寺岡さんは元シュガー・ベイブのベーシストであった寺尾次郎氏の娘さんであり、ピアノを幼少期、声楽を中学2年から習い始め、中学高校では作詞作曲も手掛けていたとのことです。大学ではバンド活動も行い、その後は弾き語りなどを通じて自身の音楽を高めていたようです。また音楽活動以外にもエッセイを書かれていたり書評なども行う文化人。
その方が織りなす言葉はたとえ短かったとしてもここまで響くものなのか・・。と感動してしまいました。
僕らはいつも 夢を見て 遠い空の向こう想う 見失っても やがてまた 美しい世界 惹かれてく
僕らはいつも (寺岡沙穂)
このサビの部分のメッセージと穏やかなメロディ・・。この部分だけでも心が浄化される気がします。今はまだCMバージョンなのですが、後日フルの状態で聴くこともできるのではないかと思います。その時にはどんな世界観の拡がりをするのだろうか?と今の段階から期待してしまいます。
この曲は、新しい旅立ちをする卒業生や、新天地に挑む社会人、またビジネスマンでも忙しい日々の業務をこなした後の仕事終わりにも聴きたい気がします。心をデトックスする力をこの曲は持っていると思います。
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